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種まきから80日後の11月10日頃に、だいたい収穫しています。
タクアン作りが目的なので、1度に収穫してしまいます。
葉はつけたままで、たくあん漬けで使います。 |
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ダイコンを水洗いします。屋外の流しで、たわしを使ってごしごし洗います。これはけっこう腰にきつい作業です。
これをベランダに運び、2本のダイコンの葉っぱ同士を紐で結わえて、ベランダの柵をまたがせてかけ、干します。 |
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干し加減ですが、ダイコンの両端を持って軽く曲げてみます。
折れることなく、すんなりU字型にたわめば漬け頃ですね。
だいたい2週間ぐらいかかります。 |
□用意するもの
漬け物樽は、ホームセンターで買った30gのプラスチック容器を使っています。
重石は、ホームセンターで買った5sの漬け物石と、
近くの川原で拾ってきた5sほどの石です。
漬けてほどなく水が上がってきます。それを確認したら、重石の重量を半分に減らすので2つ使っ た方が都合がいいです。
塩は、漬け物用の粗塩を使います。タクアンの味がまろやかになりますね。
米ぬかですが、農家から買っている玄米を精米して出るものを使っています。
たくあん作りに使うぬかは、ぬか床用の煎りぬかではなく、生ぬかがよいようです。
お米屋さんで簡単に手に入ります。
砂糖は、一般には赤ざらめが使われますが、私は普通の白い砂糖を使っています。
それと、干した果物の皮です。うちでは、りんごと柿の皮を使っています。
みかんの皮もお勧めです。香りと甘みが増しますから。
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□材料 (ダイコン20本に対しての量になります)
生ぬか 1s
塩 400g
砂糖 1カップ
干した果物の皮 適量
材料は、混ぜておきます。
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@ダイコンの葉を切り落とします。
混ぜた生ぬかを、容器(漬け物樽)に底が見えなくなるように、
厚さ1pほどを入れ、その上にダイコンを並べていきます。
短いダイコンは内側に、太くて長いダイコンは外側に、と並べていきます。その際、すきまは作らないようにしますが、できてしまった場合はダイコンの葉っぱを詰め込めば問題ありません。
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A並べ終えたら、その上に混ぜた生ぬかを、両手で2杯ぐらいかけます。
そうしたら、次の段のダイコンを先ほどと同じ要領で並べていきます。
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B最後の段を並べ終えたら,残りの混ぜた生ぬかの半分をあけ、その上にダイコンの葉っぱを敷きます。その葉っぱの上に、残りの生ぬかをかけて、平らにならします。
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C落し蓋を置き、その上に10sほどの重石を載せます。
うちでは、5sの重石を2つ載せます。
最後に、大きな半透明のゴミ袋を容器(樽)ごとかぶせて、涼しい場所に置きます。
臭いがあたりに漂うので、近所迷惑にならないようゴミ袋はぜひかぶせましょう。
D2週間ぐらいすると、落し蓋のあたりまで水があがってきますから、
それを確認したら重石の重量を半分にします。
漬け込んだ日からだいたい1か月で、食べられるようになります。 |
□タクアンづくりの秘訣
とくに都会では、臭いが問題になります。近所のひんしゅくを買いかねませんから、
私は容器にビニールの袋(ゴミ袋など)をかぶせ、口をしっかりひもでしばって、臭いが外に漏れないよう努めています。
容器を置く場所にも注意が必要です。暖かい場所に置くと、すぐに酸っぱみの強いタクアンになってしまいます。ですから、家の北側の涼しい所に置くようにします。
漬け込んで1か月ほどたった頃のタクアンは、辛味もほどよく残っていて、とても美味しいです。寒い地方の場合、美味しく漬け上がるまで、これよりもう少し日にちがかかると思います。
重石が軽いと、水が上がって来ないことがありますから、変だなと思ったら、
すぐに重石を足してください。
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